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最新記事【2009年08月18日】

バナナ(甘蕉、芭蕉実、学名 Musa spp. )はバショウ科バショウ属のうち、果実を食用とする品種群の総称。幾つかの原種から育種された多年草である。

2001年の全世界での年間生産量は約1億トン。アジアやラテンアメリカの熱帯域で大規模に栽培されているほか、東アフリカや中央アフリカでは主食として小規模ながら広く栽培が行われている。

植物学上の特徴と分布

原産地は熱帯アジア、マレーシアなど。バナナの栽培の歴史はパプアニューギニアから始まったと考えられている。

「バナナの木」と言われるように、高さ数mになるが、竹類などと同様に草本であり、正確には果物ではなく野菜(果菜)に分類される。その高く伸びた茎のような部分は偽茎(仮茎)と呼ばれ、実際には、葉鞘が幾重にも重なりあっているものであり、いわばタマネギの球根を引き延ばしたようなものである。茎は地下にあって短く横に這う。茎のような先端からは、長楕円形の葉(葉身)が大きく伸びる。


バナナの花

バナナの花花(花序)は偽茎の先端から出て、下に向かってぶら下がる。花序は1本の果軸に複数の果房(果段)がつき、各果房には10本から20本程度の果指から成っている。大きな花弁に見えるのは苞葉で、果指の部分が本当のバナナの花である。果指一つ一つが一本のバナナに成長し果房がバナナの房となる。なお、開花は一本の偽茎につき一回のみで開花後は株元から吸芽を出して枯れてしまう。


バナナの品種

野生種のバナナの断面。多数の種子を含んでいる
様々な品種のバナナ。左から、プランテーン、レッドバナナ、アップルバナナ、キャベンディッシュ。
沖縄のシマバナナバナナの原種は M. acuminata と M. balbisiana である。今日ではこの2種は食用とはされないが、栽培種のバナナは M. acuminata (A) および M. balbisiana (B) どちらかの遺伝子型を保有する倍数体であり、これによって分類される。

遺伝子型 AAA を持ち、広く栽培されている品種には、キャベンディッシュ (Canvendish)種とグロスミッチェル(Gros Michel, 愛称 big Mike)種がある。どちらもデザート用に栽培されており、キャベンディッシュ種は世界で生産されるバナナのほぼ半数を占める。かつてはグロスミッチェル種もさかんに栽培されていたが、20世紀中頃に世界的に蔓延したパナマ病によって大打撃を受け、現在では全生産量の1割ほどに留まっている。ウガンダやタンザニアでは、ハイランド (highland) と呼ばれる料理用の品種が栽培されている。

遺伝子型 AAB をもつ品種はプランテーン (plantain) と呼ばれ、バナナとは異なる果物に分類される場合もある。主に料理用とされる。世界生産量の2割弱を占める。

日本国内でも南九州・沖縄県を中心にバナナが栽培されている。沖縄県や鹿児島県奄美諸島では、普通のものよりはるかに短くて小さいシマバナナという品種もよく見かける。味は酸味がやや強くてうまいが、皮が薄くて傷みやすい。

遺伝子組み換えによってバナナの新しい品種を作成する試みも行われている。バナナは不妊性であるため、改変した遺伝子が外界に広がって遺伝子汚染をひき起こす可能性は低く、遺伝子組み換え作物に適していると言われる。


バナナの生産地

サンティアゴ島のバナナ・プランテーションバナナは熱帯域を中心に世界の広い範囲で栽培されている。FAOの統計[4]によると、20世紀末の時点で全世界での年間生産量は約 1 億トン、栽培面積は900万ヘクタールに達する。主な生産国はインド・ブラジル・台湾・エクアドル・フィリピン・インドネシア・コスタリカ・メキシコなど[5]で、多くが大規模なプランテーションで栽培されている。輸出量はラテンアメリカ諸国が8割を占める。主な輸入国はアメリカ合衆国で、世界の全輸入量の3分の1を占める。

東アフリカや中央アフリカでは主食とされる重要な作物であるが、小規模農家が多く、正確な生産量はわかっていない。

また、昼夜の寒暖の差が大きい地域で生産されたバナナの方がでんぷん含有量が多くなる。


バナナの皮


バナナの皮を踏んだ人が滑って転ぶ古典的なギャグが世界的に知られている。バナナの可食部に面する果皮の内側は多量の植物油を含んでいるため、「潤滑効果」と呼ばれる現象が発現し、摩擦係数が低減するため滑りやすくなる[10]。この現象はワックスを塗った床が滑りやすくなるのと同じ原理である。

なお、バナナの皮には幻覚作用を持つアルカロイド、ブフォテニンが微量ながら含まれているというのは都市伝説である。1967年、Berkeley Barbという新聞に冗談でバナナの皮にはバナナディンが含まれていて麻薬作用を起こすと書かれたのが始まり[11]であり、それが転じてブフォテニンが含まれている、となった。


バナナダイエット


2006年頃から日本では「朝食にバナナを食べる」という「朝バナナダイエット」なる肥満解消法[13]がインターネット上やテレビで取り上げられた。2008年3月には同法の提案者とされる「はまち。」が書籍『朝バナナダイエット』を出版。続編も含めた累計売上は同年10月時点で70万部を超えた。

肥満を解消出来ると考えた人々が「バナナをダンボール箱ごと買う」などの過熱ぶりで、日本各地の売り場ではバナナが品薄状態になり、ブームとは無関係にバナナを常食していた人が購入できない程になった。

フルーツダイエットのブームとしては、1992年ごろ日本でリンゴを用いたダイエットが全国的なブームとなった前例がある。

(wikipediaより引用)

フルーツの種類

フルーツについて徹底的に解説します。